『そして父になる』感想 もしダウン症児が取り違えだったら

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2013年の超話題作『そして父になる』を見ました。皆さんはご覧になった事ありますか?

 

ずっと見たいと思っていたのですがなかなか見るタイミングがなく、地上波で放送されたものを録画して、先日初めて見ました。

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とても考えさせられる映画で、障害児を支える私たちは、この映画に出てくる問題が起きた場合どうするのでしょうか?

 

今日はネタバレがありますので、『そして父になる』をご覧になっていない方は読み飛ばしてください。

 

『そして父になる』あらすじ

福山雅治さんが演じる野々宮良多、そしてリリーフランキーさんが演じる斎木雄大、それぞれには6歳になる息子がいます。

福山雅治一家は非常に裕福で、私立小学校へのお受験も無事合格し、着ている服も高価な物ばかり。子どもへの教育は非常に厳しく”1人でなんでもできる子ども”を育てようとしていました。

かたやリリーフランキー一家は田舎の寂れた電気屋。家も着ている服もボロボロ。しかし何をするにも家族全員が一緒。スキンシップを含めた家族愛にあふれる暖かな家庭。

この対照的な家庭の子ども達が、実は生まれた病院で入れ替わっていた事が、6歳の時に発覚。今まで我が子だと思って育てていた子どもは実は他人だった!しかも本当の子どもは全く違う家庭環境で育っており、それぞれの家庭に順応できるのか?

子ども達を本当の親元へ戻すのか?それとも今のまま、我が子ではない子どもを育てるのか?

親と子どもの苦悩だけではなく、子どもへの愛、親の成長、家族の絆が描かれた感動的な作品です。

 

受賞歴

カンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞し、一気に話題作となりました。カンヌでの上映後、10分間もスタンディングオベーションが続き、是枝監督と福山さんが涙している映像が残っていますね。

日本アカデミー賞では12部門で賞を獲得し、2013年はまさに『そして父になる』の年と言えると思います。

 

そんな話題作を今まで見ていなかったとは・・・

ちなみにスピルバーグ監督がハリウッドでリメイクするらしいです。

 

『そして父になる』感想

この映画は2つの問題をテーマにしていると思います。

・取り違えた子どもをどうするのか?

・子どもに対する愛情のかけ方と家族の絆

野々宮良多(福山雅治さん)は仕事に多忙で子どもと接する時間が少なく、たまに会えば厳しく接してしまっていました。しかし相手方(リリーフランキー一家)の暖かな家族と、その環境で育てられた本当の我が子と接するうちに、家族との時間と絆の大切さを知り変わっていく。その姿がまた感動的です。

 

作品中に樹木希林さんも言っていますが、「生みの親より育ての親」と言いますが、小さい頃から育てた&育てられた愛情は消えません。

実は私も「生みの母と育ての母」がいるのですが、本当の子どもでない私を我が子のように育ててくれた母には感謝してもしきれません。産んでくれた母への感謝も当然です。

どっちが本当の親?ではなく、どちらも本当の親!と大きくなった子どもはそう思うはずです。血が繋がっている繋がっていないは大きな問題ではなく、心の中にある素直な感情が一番大切なのだと改めて感じました。

 

福山雅治一家とリリーフランキー一家全員が家に入っていく最後のシーンで、もう全員が家族なんだと表現されていました。親子の感情をリアルに表現した本当に良い作品だと私は思います。

 

思わずノベライズ本をamazonでポチッと購入してしまいました。

 

もし我が子が取り違えられた子どもだったら

たぶんこの映画を見た夫婦は、この話題を出すと思います。もし我が子が取り違えられた子どもだったら。

 

特にアップ君のようにダウン症という障害を持った子どもと健常者の子どもが取り違えられていたら、私たちはどうするのでしょうか?

 

皆さんだったらどうしますか?

 

不毛な話題である事はわかっているのですが、私たち夫婦はあーでもないこーでもないと話し合った結果、、、「アップ君は絶対離さない!」と結論付けました。障害があろうがなかろうが、可愛すぎる我が子ですからね。

 

心の中にある感情に素直になったら、当然そんな結論になるのでしょう。

 

まだ見ていない方はぜひ見てください。一度見た方もまた違った目線で見れるかもしれませんよ。


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