0歳〜

療育手帳のメリット

知的障害を持つ人たちは ”療育手帳” を持ち、社会に支えられながら生活をします。

 

我が子が知的障碍者と認定されるのが嫌。

 

そんな理由で申請しない人もいるようです。

 

しかし!この療育手帳は色々メリットがありますのよ。

 

ダウン症の人本人にも、そして扶養する親にも。

 

・特別児童扶養手当

1級(療育手帳A程度)50,050円

2級(療育手帳B程度)33,330円

これかなり助かりますよね!

 

・障害者控除

本人もしくは扶養している人が障害者の場合、以下の金額が控除されます。

一般の障害者 27万円(所得税)26万円(住民税)

特別の障害者 40万円(所得税)30万円(住民税)

収入の違いによって変わりますが、4万円~10万円ぐらい税金が安くなります。

 

・自動車税免税

東京だったら 1度~3度認定の子どもを扶養していたら。

福岡だったら A1,2,3 B1認定の子どもを扶養していたら。

軽度の認定だったら免税されません。

 

・各種交通機関割引

JR・地下鉄・飛行機・バス・タクシー 各社それぞれの割引制度を持っています。

障害者本人だけでなく、介助する人も。

ちなみに地下鉄の割引は100km以上の移動とか制限が厳しく、適用できる範囲は狭いです。

てか地下鉄で100kmの移動ってありえるのでしょうか・・・・

 

・ディズニーランド

アトラクションに並ばず乗れる。

まだ実際には使っていませんが、楽しみだ!

ちなみに他の遊園地も割引している施設が多いです。

 

・携帯電話割引

各社用意してます。

ソフトバンク:ハートフレンド割引

DoCoMo:ハーティ割引

au:スマイルハート割引

リンクつけときました。

 

とか色々あります。

 

詳しくはこの電子書籍に書いています。

 

 

ダウン症完全ガイドブック ←クリック

 

これは取るっきゃない! と思い、アップ君が退院してから役所に行きました。

 

お役所での酷い対応はまたのブログで。

 

今日のアップ君画像

 

 

天使の寝顔です。

 

舌はしっかり出してますが(^^

POSTED COMMENT

  1. 睦月七草 より:

    私も療育手帳をいただいています。今までに、バス・タクシー・新幹線・駐車場・映画・動物園・植物園・恐竜展・水族館・障害者枠の無料歯科検診など、いろいろな割引サービスを受けてこられました。また、障害基礎年金もいただいています。また、障害者枠の習い事もさせてもらっていて、安い費用で、障害を理解してもらいながら、安心な中、おけいこ事をさせてもらっています。また、地域のプレミアム商品券を買う権利が、障害者優先という事で、当選ハガキが届き、今月中に、療育手帳をもって、商品券を受け取りに行きます。その商品券で、お正月の買い物を安くしようと思っておいます。私の場合、このようなところです。療育手帳をもっている事は、メリットがいっぱいあると思います。助かると思いますし、障害のある場合、支援もうけやすくなると思いますし、療育手帳をもらえるなら、もらった方がいいと思います。

    • 睦月七草さん
      コメントありがとうございます!取得されているご本人からのメッセージは、やはり説得力が違いますね。
      アップ君も私たち親も、療育手帳にこれから色々助けられるんでしょうね~。
      行政の方々に足向けて寝られません。

      プレミアム商品券ちょっと調べてみます!
      情報提供助かります(^^c

  2. 睦月七草 より:

    少しでも、お役にたてれば、幸いです。こちらこそ、お返事ありがとうございました。

  3. みーたんママ より:

    ブログを拝見させてもらいました。
    お子さんのご成長、その中で色々な心配もあるかと思います。
    今回、療育手帳の話を詳しく載せていらっしゃったので拝見致しました。
    私は3男1女の母です。これだけ少子化とか、産んで下さいという割に、健常児の子供への手当てはかなり少ないのに比べ、障害児の家庭に対して自動車税の免除などの優遇が非常に多く高額なのにビックリしてます。アトラクションが並ばずに乗れるっていうのも少し? ?な感じですが。まぁ、これはいいとして。
    またプレミアム商品券も買うのではなく頂けるとか…。
    裕福な家庭でもお子さんが障害児なら同様の待遇なのでしょうか?
    健常児の子供だって通学や習い事もするし、成人したら働いて納税をします。国から頂いた分は社会人になったら納税という形で返す事になります。
    そう思うと少しやるせない気持ちです。
    子供達が社会人になる時には、今の私達より多くの税金を納める時代になるでしょう。
    月に手取り20万に満たないお給料で、お子さん3人育てているご家庭もいます。
    それでも税金の免除なんてありません。
    療育手帳のメリットとありますが、そういう家庭の税金が使われての療育手帳のメリットですが、どう思われますか?

    • みーたんママさん、コメントありがとうございます。
      仰っている事はとても大きな問題だと思います。健常児の親御さんでもとても苦労されている方がいて、障害児の親でも裕福な家庭がある。金銭的な支援をどちらにすべきなのか?そこに疑問を感じるのはとても自然な流れだと私も感じています。

      私見なので気を楽に読んでください↓
      障害者は社会的弱者です。偶発的な問題で知的障害があるケースは努力では補えない生活のし辛さが発生します。
      しかし健常者でお給料が少ない等の問題は、努力によって改善できる可能性があります。
      義務教育が終われば自己責任の元、競争社会に揉まれます。そこに打ち勝てるかは本人の努力次第。その努力をしても競争社会に打ち勝てない障害者は生まれながらに生活苦が確定しています。
      だから障害者を社会全体で支援すること、だれしもが住みやすくするための”環境整備”なのだと思います。
      ※障害者支援の基本は、支える親ではなく、障害者本人への支援が原則です。

      相互扶助の精神がなければ、皆が安心して生活できない国になります。その点はどう思われますか?

      追伸:障害者支援の多くは”所得制限”があり、収入の高いご家庭はメリットを享受できません。

  4. みーたんママ より:

    すみません。プレミアム商品券は買う権利が優先されてなんですね。
    受け取りと書いてあったので、そこも優遇なのかと思ってしまいました。

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