住んでいる場所から程なくした所に ”友泉亭” という、黒田藩の別邸が今も残されています。
福岡市が管理しており、美しい庭園があるとても趣がある場所です。まさにいとおかしを具現化したような(^^
昨日午前中はとても天気が良かったので、友泉亭に遊びに行ってきました。
そこで偶然の出会いが!療育手帳を出して割引を受けようと思ったら、受付してくれた方は29歳のダウン症を支えるお母さんで、色んな情報をもらえました。
今日はその友泉亭の雰囲気と、ダウン症を支える方との出会いを書きます。
入場料がほぼ無料?
駐車場代300円 入場料・大人200円 子ども:100円
高額ではありませんが、管理も大変なので入場料等を取っています。
しかし療育手帳があれば、駐車場代無料!介護者一人を含め本人入場料無料!
ようするに私とアップ君の二人で友泉亭に遊びに来たら、一切お金はかからないと言うことです。
療育手帳バンザイ!
写真で紹介”友泉亭”
黒田藩(福岡藩)の別邸として、福岡市に構えられた友泉亭。ここを有料公園として開放しており、福岡の観光名所の一つとなっています。
まず入り口でパシャリ!繁華街から少し離れているため、ほぼ貸し切り状態で優雅な時間を過ごせました。
↓全く興味を示さないアップ君。本当に気の抜けた表情です。
茶室が入ってすぐにあるのですが、その前に素晴らしい庭園を散策するコースが一般的。
↓これまた全く興味を示さないアップ君。ここまでの無表情はなかなか出来ませんよ。
庭園側から見る茶室↓
庭園の奥にももう一つある茶室↓
全く庭園を見ようとしないアップ君↓頭が爆発してるみたいに光っています(笑)
アップ君がいれば入場無料なので、ここは私の別邸とします(笑)
17畳の茶室は圧巻
ほぼ貸し切り状態の友泉亭を私の別邸と認定した所で、我が家の茶室へ案内します。
茶室の入り口には思いっきり福岡藩の家紋がデデーンと暖簾に記されております。
そして中には17畳もの大広間があり、お姉ちゃんとアップ君が暴れまわっていました。
我が家の庭を優雅に眺めるパパとアップ君です。
庭園に全く反応しなかったアップ君が叫んで反応したぜんざい↓税込で400円です。
いとおかしな風景を眺めながら食べるぜんざいは別格ですわ。
偶然の出会いが!とても勇気づけられました。
受付で療育手帳を出して、割引を受けようと思ったとき。
私:「息子の療育手帳なんですが、割引受けられますか?」
受付の女性:「もちろん・・・あら?もしかしてダウン症?私も29歳のダウン症の息子がいるのよ」
ここからその女性と私と妻で立ち話が止まりません。後から来るお客様に怪訝な顔をされていましたが、お構いなしです(笑)
まだアップ君は小さいから、勇気づけられる言葉を沢山もらえました。
・旦那様は60歳代だけど、未だに息子ととても仲が良い
・大きくなるにつれ笑顔が溢れ、周りを支えてくれる
・ダウン症のネットワークがあれば、将来の仕事の斡旋も得られやすくなる
・ダウン症協会が盛んに交流会を開いてくれている
・きょうだい児はすごくたくましく育つ
・人生がすごく豊かになった 等々。
もうすごくパワフルで楽しそうに話をされる方で、改めてダウン症児の親って明るい人が多いなと感じました。
友泉亭というパワースポットに来て、彼女にパワーをもらいました。
色んな意味で友泉亭に通う頻度が上がりそうです。