雨がしんしんと降る夜のこと、私はリビングで一人本を読んでいた。

妻と子ども達の寝息が心地よいBGMで、仕事のストレスから解放された穏やかな時間。

 

ふと時計を見ると深夜1時にさしかかろうとしている。「そろそろ寝ないとな」と思っていたその時、和室から異様な空気が立ち込めていた。

その雰囲気は決して心地よいものではなく、まるで地獄へ引き込まれ身が引き裂かれるような感覚を覚える。

恐怖に震える体と心。助けてくれとも叫ぶことができず、ただ大粒の汗が滴り落ちる。

ゆっくりと震えながら和室の方を見ると・・・↓

 

暗闇の奥から不敵な笑みを浮かべこちらを見つめる子どもの姿が!

今にもふすまを開けてこちらへ襲いかかってくる雰囲気は、殺気というより怨念を感じる。

いよいよこちらへ近づいてきた!ふすまを開けるのか!???↓

 

ふすまの開け方がわからないのか?顔を隙間にねじ込んできた。

それでもふすまは開かない。「そのまま帰ってくれ!」と願うも虚しく、まだふすまから出てこようとする怨霊↓

 

よほどこちらの世界に未練を残しているのか、地獄と現世の狭間でもがく怨霊。もう恐ろしさを通り越して、変な顔に笑うしかありません。

爆笑する私に調子乗った怨霊はさらに顔をねじ込んで笑わせようとしてくる。

 

この怨霊は間違いない・・・おバカさんに間違いない(笑)

やっとふすまの開け方に気がついた怨霊↓

  

ある夜のアップ君でした。結局喉が乾いたから起きてきただけみたいです。

お茶を与えると、這うように和室に戻っていきました。あー笑えた。