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ダウン症の娘が結婚 父親が書いた手紙に涙が・・・感動!

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子供が結婚するとき、皆さんならどんな手紙を送りますか?

 

うちの5歳のお姉ちゃんが結婚をするとき、私はどんな気持ちになるのでしょうか。

 

今回は25歳ダウン症の娘の結婚式にお父さんが送った手紙を紹介します。

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出展:Facebook

 

いま日本でも話題となっているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

2015年6月27日、彼女は10年間お付き合いした彼といよいよ結婚しました。彼女が生まれた時の不安、学生時代の苦労等、そして結婚をする今日の心境。手紙にはその気持ちが多分に綴られています。

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出展:Facebook

 

英文と日本語訳をつけておきますので、お子様が結婚する時のことを想像しながら読んでみてください。ハンカチ必須です。

※日本語訳は某サイトから引用させていただいています。

Dear Jillian,…You are upstairs now, making final preparations with your mom and bridesmaids. Your hair is coiled perfectly above your slender neck. Your bejeweled dress – “my bling,” you called it — attracts every glimmer of late afternoon sunshine pouring through the window. Your makeup — that red lipstick! — somehow improves upon a beauty that has grown since the day you were born. Your smile is blooming and everlasting.

I am outside, beneath the window, staring up. We live for moments such as these, when hopes and dreams intersect at a sweet spot in time. When everything we’ve always imagined arrives and assumes a perfect clarity. Bliss is possible. I know this now, standing beneath that window.

 

We all wish the same things for our children. Health, happiness, and a keen ability to engage and enjoy the world are not only the province of typical kids. Their pursuit is every child’s birthright. I worried about your pursuit, Jillian. I shouldn’t have … Do you remember all the stuff they said you’d never do, Jills? You wouldn’t ride a two-wheeler or play sports. You wouldn’t go to college. You certainly wouldn’t get married. Now … look at you.

 

I would tell you to give your fiancé, Ryan, your whole heart, but that would be stating the obvious. I would tell you to be kind to him and gentle with him. But you do that already, with everyone you know. I would wish for you a lifetime of friendship and mutual respect, but you two have been together a decade already, so the respect and friendship already are apparent… Now, you and Ryan are taking a different walk together. It’s a new challenge, but it’s no more daunting for you than anyone else. Given who you are, it might be less so. Happiness comes easily to you. As does your ability to make happiness for others. I see you now. The prep work has been done, the door swings open. My little girl, all in white, crossing the threshold of yet another conquered dream. I stand breathless and transfixed, utterly in the moment. “You look beautiful” is the best I can do. Jillian thanks me. “I’ll always be your little girl” is what she says then.”Yes, you will,” I manage. Time to go, I say. We have a walk to make.

 

親愛なるジリアンへ

あなたは今、お母さんとブライズメイドと最後の支度をしています。 あなたの髪は綺麗にカールし、あなたが「キラキラ」と呼ぶその美しいドレスは、窓から降り注ぐ午後の日差しを受けてとても素敵です。そしてあなたのメイク、特にその真っ赤な口紅! 成長するにつれ、君がどんどんキレイになっていることを実感しています。あなたの笑顔はずっとずっと輝いています。

希望と夢が胸に迫る、この素晴らしい瞬間のために生きているような気持ちです。私の夢が現実となり、あなたは幸せになれる。それをこの窓の下で実感しています。あなたが生まれてから、あなたの学歴を心配したことはありませんでした。 先生とも仲間とも、良い関係を築くことができると信じていたからです。

私たちが出来なかったことと言えば、あなたを受け入れ、一緒に遊ぶ仲間を見つけてあげられなかったことです。お泊り会、友達のいない誕生日会など…。イベントがない君の生活について悩んでいました。

そして、12歳になったあなたが「私には友達がいない」と言った晩、私はひどく泣いてしまいました。

世界中の親が子供の健康と幸せ、毎日を楽しく過ごせることを願っています。 これは当然のことなのに、私はあなたのことが心配でたまりませんでした。

でも心配することはなかった。 思い返してみれば、あなたは自然に人々と触れ合うようになり、小学校ではリーダーシップを発揮し、みんなに「市長!」と呼ばれていました。高校ではダンスのジュニア代表チームで踊ったし、大学にも4年間通い、多くの人と知り合いました。

みんなが「あなたには無理」と言ったことを覚えていますか? 自転車には乗れない、スポーツも無理、大学にも行けないだろうし、結婚なんてありえない…でもあなたは全部経験しているのです。

フィアンセのライアンには、いつでも優しくありなさい。とは言っても、あなたは既に素晴らしい女性です。この10年間そうしてきたように、これからもお互いを尊敬し合いながら仲良く生きていきなさい。

10年前、スーツを着た青年(ライアン)が「娘さんをパーティーに連れて行きたい」とやってきたとき、私の長年の不安は吹き飛びました。

今、あなたとライアンは困難な道を歩み始めます。これは新たなチャレンジになりますが、みんなを幸せにすることができるあなたですから、幸せはすぐにやってきます。

準備も終わり、ドアが開きました。 新たな世界に踏み出す私のかわいい娘。 一瞬にして胸がいっぱいになり「きれいだよ」と伝えるのが精いっぱいです。

ジリアンは「ありがとう」のあと「私はずっとあなたの娘よ」と言いました。

「ああ、そうさ」と私は答えました。 さあ、行こう。

 

ジリアン、ライアン、末永くお幸せに。

 

アップ君がもし結婚できたなら、私も手紙を送ります。今までありがとう、これからもよろしくな!って。

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