ブログに何度か書きましたドキュメンタリードラマ『お母さま、幸せ?』が放送されました。
皆さん見ました?もし見た方はぜひ感想をコメントしてください。
彼女を紹介したブログ記事はこちら
ドラマドキュメンタリーと紹介されていた番組ですが、金澤翔子さんの事だけではなく、”ダウン症”に関する情報も発信してくれていました。
ドラマ部分の感想
内容的には金澤翔子さんの書籍で書かれていた内容と変わらないので目新しさはなかったのですが、伝わり方が全然違いますね。
金澤翔子、涙の般若心経 ダウン症の赤ちゃんが天才書家と呼ばれるまでの奇跡の物語
幸の薄そうな大塚寧々さんがお母さんの泰子さん役をされたのですが、絶望感を演じさせたら右に出るものはいないですね。
大げさすぎず、軽すぎず、リアルな雰囲気を作ってくれていました。
しかしちょっと暗すぎたのでは?とも感じています。金澤翔子さんの物語は成功ストーリーからくる、”希望”をダウン症を支える親に届ける物だと私は思っています。
今回のドラマは絶望感の部分が多く、希望に変わる部分も大塚寧々さんの演技で少し暗く感じました。
ただ、所々に入ってくる金澤翔子さん以外のダウン症の人達がその暗い雰囲気を一気に明るくしてくれるのでちょうどよかったのかもしれません。
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登場した著名人の紹介
玉井 浩 │ 大阪医科大学 教授
初めに”出生前検査”に関してインタビューを受けていた玉井先生。
「まあ先生が検査について説明してるな・・・」
なんて聞いてたら、ご本人のお子様もダウン症児だと後半のインタビューで話されていました。
一気に親近感が湧くこの感覚はなんなんでしょうね(笑)。あと説得力も一気に上がりました。
日本小児神経学会評議員
大阪てんかん研究会代表幹事
ウィルソン病研究会幹事
日本ダウン症療育研究会会長
とダウン症に関する研究会等の会長さんでした。講演とかがあったらぜひ一度聞きに行きたい!
Richard Bailey │ 写真家
ダウン症の人たちを撮り続けている写真家
ご自身の娘さんもダウン症児で英国ダウン症協会と9年にわたって行った写真プロジェクト「Shifting Perspectives」。
色々なテーマに沿ったダウン症者を写真に収めています。
番組内で紹介されていたデータが”Employment” 働くダウン症者です。
そのサイトがこちら↓
http://www.shiftingperspectives.org/
写真集がこちら↓
Love Junx │ エンタテインメントスクール
番組でダウン症とは思えない程軽やかに踊る子供達。
汗だくで楽しそうに踊る姿を見て、希望を持てた親達も多いのでは?
元々筋肉量が少なく、太りやすいダウン症児たちには最適とも言えるスクールだと思いました。
Love Junxのホームページ↓
http://www.npotoybox.jp/toybox/projects/love-junx/
荒川知子 │ リコーダー奏者
音楽一家で育った彼女は自然と音楽にのめり込み、リコーダー奏者となったそうです。
リコーダー奏者になるまでの苦悩や幸せは紹介されていませんでしたが、家族でコンサートをしている彼女は幸せそうで心温まりました。
彼女のCDがこちら↓
さらに彼女のサイトがこちら↓
http://arakawatomoko.biz/
新倉 壮朗(タケオ) │ ミュージシャン
汗だくで楽器を奏でている姿からは気迫を感じる程、力強いサウンドを奏でる新倉さん。
途中で小学校4年生の頃にピアノを弾く場面が放送されたのですが、まさか小学生が弾くピアノには全く見えません。
だって他の生徒から 『大先生!』 とか言われてましたからね(笑)
中村順二 │ 画家
27歳の若さで亡くなった天才画家。色彩感覚が人とは違い、色鮮やかな画風は人を引き付けています。
彼にはご両親が運営する美術館もあり、今なお人々に愛されています。
川田たいし │ 写真家
私の夢はアップ君を写真家にすることです。必然と写真家として成功している彼にあこがれています。
前に彼に関するブログ記事を書いたので参考にしてください。
全体の感想
皆さんどう思いました?
私は月並みではありますが、将来に対する希望と覚悟を持てました。
ほんの一握りではありますが、社会に大きな影響を与えるダウン症の人たちをみて、私たちも彼ら彼女らのようになりたい!と思えました。
また大人のダウン症者をあまり見ることがないので、現実も少し垣間見え、まだ1歳のアップ君を育てる覚悟がより大きくなりました。
アップ君を抱っこしながら、妻と私で号泣。抱っこしてるアップ君の頭が涙で濡れてました。
よーし!これからも頑張るぞー!