皆さん、スペシャルオリンピックスって御存じですか?
このブログを見られている方ならみなさん聞いたことがあるのではないでしょうか。
健常者スポーツの祭典 オリンピック
身体障害者スポーツの祭典 パラリンピック
知的障害者スポーツの祭典 スペシャルオリンピックス
(いつもどこかで活動していることから複数形が使われています)
知的障害をともなうダウンちゃんも、多くこのスペシャルオリンピックスに参加していますよ。
運営ボランティアも都度応募しているので、ダウンちゃんを競技に参加させるもよし、親が運営に参加するもよし、知的障害を持った子どもをみんなで見守る、暖かな祭典です。
オリンピックって国通しの戦いで、どうしても相手選手のミスに喜んでしまいませんか?
でもスペシャルオリンピックスの良い所は、みんながみんなを応援し、楽しく競技する点にあります。
みんなで支えあい、みんなで作り上げ、みんなで楽しむ。なんて素敵な時間なんでしょうか!
ここからは少しスペシャルオリンピックスの内容を紹介します。
スペシャルオリンピックス福岡 11.1-3
今私が住んでいる福岡でこのスペシャルオリンピックが開催されています。
スペシャルオリンピック福岡の公式サイト
http://www.son.or.jp/2014summer/index.html
スペシャルオリンピック福岡のCMがこちら
↑これから沢山動画をアップしますので、ぜひチャンネル登録をお願いします。
11月1日~3日まで下記会場で行われています。
もしお近くの方、最終日いってみてはいかがでしょうか。
水泳:総合西市民プール
陸上:博多の森陸上競技場
バスケ:かすやドーム
ボーリング:博多スターレーン
サッカー:グローバルアリーナ
ゴルフ:若松ゴルフ倶楽部
体操:アクシオン福岡
卓球:北九州総合体育館
テニス:博多の森センターコート
バレーボール:アクシオン福岡
バドミントン:グローバルアリーナ
フライングディスク:グローバルアリーナ
馬術:馬術競技場
スペシャルオリンピックスとは
かの有名なアメリカ元大統領のジョン・F・ケネディの妹のユーニス・ケネディ・シュライバーが自宅の庭で知的障害のある人たちを招いてデイキャンプを行ったのが始まり。ジョンの妹、ユーニスの姉にあたるローズマリー・ケネディはある手術の後遺症で知的障害を負った。そういった経緯もあり、知的障害者に対するケネディ家の支援はかなりものもである。
その後1968年にスペシャルオリンピックが開催され、いまではオリンピックの名称使用をIOC(国際オリンピック委員会)から許可もされている。
オリンピック同様4年に1度、夏季・冬季退会が行われ、今回紹介している福岡大会はアメリカで行われる本大会の選考も兼ねています。
スペシャルオリンピックスの紹介動画がこちら
↑これから沢山動画をアップしますので、ぜひチャンネル登録をお願いします。
スペシャルオリンピックスの特徴
ディビジョニング
知的障害は程度によって能力にかなりの差が生じます。軽度の知的障碍者とそれ以外の知的障碍者が競っても競技にならないケースが多いので、性別・年齢・競技能力によって組み分けをします。これをディビジョニングと言います。
同レベルの競技者同士が切磋琢磨しお互いを称えあうスペシャルオリンピックス独自のルールです。
トレーニングプログラムと大会は連動している
スペシャルオリンピックスはオリンピックとは違い、競技とトレーニングが一体化しています。例えばダウンちゃんは筋肉量が少ないので、筋量を増やす事を目的とし、スペシャルオリンピックスの出場目指す方も非常に多いです。
トレーニングと競技の一体化によって様々な効果がうまれています。
・健康および体力増進
・地域社会との交流
・自立の意識
・自信
・スポーツ技術の向上
等々
こういった点からも国の威信を掛けて競い合うオリンピックとはかなりの違いがあります。
全員を表彰します
ディビジョン毎に1位〜8位があり、全員が表彰台に上がって1位〜3位には金銀銅メダル、4位以下にはリボンが贈られる。また、失格となった競技者も参加賞のリボンが贈られる。まさに全員が表彰者となるのです。スペシャルオリンピックスは競い合う場と言うよりも、日々のトレーニングプログラムの発表の場といった位置づけがあるからである。
ここまでスペシャルオリンピックスの概要を書いてきましたが、どうですか?興味わきましたか?
まずは観に行って、その素晴らしい理念を肌で感じるのが一番だと思います。
11月3日ぜひどこかの会場で逢いましょう!