12月5日NHKで障害をテーマにしたドラマ『悪夢』が放送されましたが、みなさん見ました?
障害者基本法で12月3日~9日が障害者週間と規定されていて、その期間に障害者情報バラエティー『バリバラ』が気合を入れて作成したドラマです。
今日はその『悪夢』の概要と私なりの感想を書きたいと思います。
『悪夢』特設サイトがこちら。
あらすじは特設サイトから引用します↓
統合失調症の真(ハウス加賀谷)は、シロイヒトの幻覚に襲われ、
働くことができない上、ひたすら病気を隠しているため友達も作れない。
ある時、真は障害者だらけのラウンジ「悪夢」を訪れる。
そこには、全盲、ろう、脳性まひ、難病など、
さまざまな障害者が集い、飲み、歌い、踊り、みんな楽しんでいる。
自分の障害を隠そうとする真は、最初はなじめないでいるが、
女主人の紗江(片山真理)と
ダウン症のバーテンダー光司(あべけん太)と出会い、
次第に、その世界に魅了されていく。
そんな時、謎の男(桂福点)が現れ、
真に奇妙な果実を手渡し、
「これを食べると障害がなくなる。・・・ただし記憶もなくなる。」
と究極の選択を迫る。
ラウンジの仲間にも相談するが、
「食べるべきだ!」「障害も含めておまえの個性だろ!」
「だまされている!」「障害がなかったらいろんなことができる!」
いろいろな意見が噴出。
主演のハウス加賀谷さんは元統合失調症患者で芸能活動を休止した経緯があり、今回の主演となったようです。
そしてメインキャラで出てきたのが、あべけん太君。お母さんを事故で亡くしたイケメンダウン症で巨乳が大好き。
将来の夢は巨乳と結婚する事でこのドラマの最後も巨乳に興奮するシーンで終わります。
あるテレビ番組にけん太君が出演している時、お母さんの遺影に向かって「大好き」と言っているシーンがありました。そのシーンを見て夫婦で号泣。私たちは一気にけん太君のファンになったのです。
そんなけん太君以外にも有名な芸能人と40人以上の障害者が出演しており、かなり気合の入ったドラマ。
11月28日-メイキング等
12月5日-ドラマ『悪夢』
12月12日-アフタートーク
3週連続でドラマ『悪夢』をテーマにバリバラは放送されるそうです。
見逃した方は動画サイトとかで検索すると出てきますので、見てはいかが?再放送もされると思います。
感想
非現実的な物語ではありますが、実際に統合失調症だったハウス加賀谷さんが主演だったり、その他障害者の方々が沢山出演されているので、どこかリアリティも感じる内容でした。
あべけん太くんは初ドラマとは思えない堂々たる演技で存在感がすごかった!最後のオッパイで喜ぶシーンなんて素のまま(笑)
義足の片山真理さんの妖艶な雰囲気がピッタリはまるマスター役で雰囲気抜群。
不思議な世界観が上手く表現されていました。
怖さあり、笑いありでとても面白く見ることができ、大変満足する作品でした。
私ならどうするか?
障害が消える代わりに記憶も消える実・・・みなさんならどうします?
アップ君は1歳で、この頃の記憶は遅かれ早かれ消えますから確実に食べさせると思います。
でももしアップ君が20歳になった時、この実が現れたらどうするのでしょうか・・・
障害は無くなったとしても、家族の事も忘れてしまうんですよね?一緒に遊んだことも旅行に行ったことも忘れる。
アップ君にとってどっちがいいのでしょうか?う~ん悩ましいですね。
私たち夫婦が出した結論は
非現実的だから考えない!
まあ考えても仕方のない事ですから、今もこれからも楽しく過ごすことを考えていきます。
障害がなくなったから絶対に幸せになれるわけでもない。障害があるから絶対に不幸になるわけでもない。
先の事を考え過ぎて、思い悩んで生きるより、今を楽しく生きれることが幸せかも。最近、先の事を考え過ぎて…胃が痛い…。でも、娘、アップ君のお姉ちゃん、アップ君と触れ合う時は、心安らぐ時間。
悩みが無くていいなぁーって見てしまう。けど…彼らにも悩みはあるのかなぁー。抱っこしてとか、もっとかまってーとか(笑)
産声をあげたら、その時点で苦悩は始まるのかなぁー。
あっぴょん
いい事言う(^ ^)
確かに障害あるなしで幸福度が決まるわけでは無いからね。誰しも四苦八苦しながら楽しい人生を歩んでいくんやね。
[…] バリバラ『悪夢』の感想 あべけん太君の演技が上手い! […]