みなさん見ました?爆報THEフライデー。
今まで何度も”ダウン症”にフォーカスを当ててくれている番組で、ご覧になった方も多いのでは?
今回は水越けいこさんのご子息、麗良さんにフォーカスを当てた内容。
実は彼、2013年12月6日の爆報THEフライデーにも登場していて、アップ君が生まれたばかりだった私達は食い入るように見ていたのを覚えています。
そして約4年経った今、どうなっているのかを追った・・・だけでなく、あの”あべけん太”さんも登場して、就職の指南をしてくれる興味津々な内容。
今回はあべけん太さんの紹介と番組の感想を書きたいと思います。
あべけん太さん紹介
1987年4月2日生まれのあべけん太さん。一般企業で働きながら、ケイプランニング芸能部SPクラスという芸能事務所に所属し、TV出演などもされている活発な方。NHKで放送されている障害者バラエティ『バリバラ』によく出演されており、彼が出てくるとすごく明るい雰囲気になっています。
沢山の魅力を持っているあべけん太さん。私が思う一番の魅力はそのユーモアにあると思います。
例えば2013年「世界ダウン症の日」記念イベントでのスピーチの様子をご覧ください↓
筆記試験を55回も受けやっと運転免許証を取得して喜んだと思いきや、結局怖くて乗っていないとオチを付けていたり、結婚したいくだりも、お父さんとのやり取りを面白おかしく話されていました。
ちなみに彼は巨乳好きだそうです。話が合いそう(笑)
水越麗良さん紹介
歌手の水越けいこさんのご子息、水越麗良さん。
麗良さんが4歳の頃、旦那様と離婚し、シングルマザーとして力強くダウン症の麗良さんを育てられたパワフルなお母さん。
麗良さんは事業所で働く傍、6年もの間一般企業への就職活動をされており、なかなか決まらない状況に、今回あべけん太さんへ相談しに行く番組の内容でした。
あべけん太さんが一般企業で活躍できるまでに育った育児方法
番組内でけん太さんのお父さんが、けん太さんが力強く育った育児方法を2つ紹介されていました。
1:対面刺激法
コミュニケーション能力が高いと言われているダウン症を持った人達。
ただ集団になったりすると、物怖じしてしまう子も多くいるようで、麗良さんもそこで悩んでいました。
けん太さんは子供の頃から、知らない人たちと触れ合う機会が沢山あり、職場でも自分から積極的にコミュニケーションを取る姿が放送されていました。
アップ君も積極的に人と触れ合える場所に連れて歩かないといけませんね(^^v
2:ルーティンワーク
毎日同じ時間に起き、同じ時間に同じ行動をする。完璧なルーティンを決めているけん太さん。イチロー選手や五郎丸選手と同じようにルーティンを大切にする性格だそうです。
番組では”脳に刺激が少なく”なんて効果を紹介していましたが、私としては???
ルーティンワークを身につけると”習慣付ける癖”が身につき、それが継続&成長につながる!とかが効果だと思ったのですが。
アップ君のルーティンワークか・・・食後におやつを食べるぐらいですかね(笑)このルーティンだとデブまっしぐら!何か考えて身につけさせないと。
感想
今回は大きく2つのテーマがあったと思います。1つ目が知的障害者の就職の難しさ。2つ目があべけん太さんの凄さ。
知的障害者の就職の難しさ
番組内で知的障害者の8割は就職していないと紹介されていました。
ちなみに障害者の雇用について、昔ブログ記事を書きました。参考までに
確かにあべけん太さんの就職例は私達親にとって理想ですよね。しっかり周りとコミュニケーションが取れ、お給料ももらい、自立した生活がおくれる。
あのように自分で稼げるようになれるよう、育てていくのが私達親の最大の目標なのかもしれません。
重度・軽度の差は教育で埋まるのか?
ただ・・・ダウン症等の障害は重度・軽度があり、この差は教育で埋まるのでしょうか?
確かに教育で成長する度合いは変わってくるとは思いますが、どうしても埋められない差もあると思います。
そこを社会で支えていく必要があると思うのですが、なかなか難しい問題です。
こういった番組を見て、企業の努力・・・というよりも思想が変われば良いのですが。
といった少し考えさせられる内容だったと思います。
まあいつも通り夫婦で号泣しながら見ていましたが(;; 年取ると涙もろくなるな〜。
今回のブログを読んで深く考えさせられました
教育で埋められないものを社会で支えていく…
確かにね。でもねっ。聞いて!
数日前の出来事です
仕事が終わり車で帰宅中 後ろから追突されました
追突した方の運転されてた方は自分は障がい者だと何回も言いました
同乗されてたご家族は、激しい追突ではないから、追突された方の肩の痛みは寒さのせいだと言いました
(とても寒い夜でした)
なに このモヤモヤ感
なんか…違くね?
それって最悪ですね。障害を盾に事故を正当化はできないですよ。
事故を起こす可能性高いのに車運転するなんて、ジェイソンにわざわざチェーンソー渡しているようなもんです。
障害者の親だからこそ、障害を乱用して助かろうって魂胆が許せない!
社会が支えるのは、車を運転しなくても目的地に行けるよう、周りが支えられる環境整備や福祉の心の醸成ですよね。
ゆうこさんの事象は”社会が支える”とか”福祉”ではなく、ただ訳のわからない理由でゴネてるだけです。
そこで”障害者だから仕方がないね”は決して支える事ではないですね。
現場を想像すると、私までモヤモヤしてきた(^^;
あべけん太さん、会ったら本当にキラキラしててイケメンでした!
あんなに立派に育てられたら親としては感無量ですよね~
いいな〜、お会いしたことがあるんですね。
アップ君もあんな感じに育ってくれるか・・・私の子である以上無理そうです(;;