3月20日に北九州で出生前診断に関するシンポジウムが開催されます!
相当な豪華メンバーの講演が聴けますので、いける方はぜひ参加してみてください。
申し込みに関して
詳しくはfacebookのページをご覧ください。
https://www.facebook.com/events/1658130247784952/
シンポジウムチラシ
クリックすると大きく表示されます。
出生前診断に関するアンケート
昨年、このDown and UPでアンケートを実施しました。
アンケート結果のブログ記事がこちら↓
その中には出生前診断に関する内容も一部入っていましたので、改めて共有いたします。
アンケートを答えてくれたのは、5歳以下のダウン症児を育てるご両親がほとんでです。
出生前診断を受けましたか?
やはり受けずに生まれてくる子がほとんどなんですね。メッセージに『なぜ出生前診断を受けなかったのか、当時は後悔していましたが、今では生まれてきてくれたことに感謝!』と書かれている方が何人かいらっしゃいました。医師会が”医師から積極的に妊婦へ出生前診断を知らせる必要はない”と言っている以上、今後も診断を受けずに生まれてくる子供が多いのだと思います。
今妊娠した場合、出生前診断を受けますか?
これは私たち夫婦でも意見が分かれました。アンケート結果も分れています。
40代で妊娠をし出生前診断を受け、次の子もダウン症と確定しました。産みますか?
今回のアンケートで一番大きなテーマかもしれません。『可愛いけどダウン症児が2人になると将来の不安は5倍』『きょうだい児に面倒をかけてしまう』『ダウン症児だから産まない選択をすると、目の前にいる息子に申し訳が立たない』等々、多く方がこの質問に対するメッセージを書かれていました。ダウン症児の親でない人の場合、ほとんど中絶を選択している現状を考えると、37%の産むと答えたアンケートは、やはりダウン症児の可愛さを知ったからなのでしょうか。
出生前診断はとてもセンシティブなものです。そして技術がある以上倫理的に管理をしていかなければなりません。
多くの人たちが出生前診断に関する考え方を発信し、倫理観が崩壊すると警笛を鳴らしています。
しかし最後に決めるのは自分自身。シンポジウムに参加して、新たな見解を模索しては如何でしょうか。