
大野城市のダウン症子育てサークルSunny!!が開催してくれた、「うまれる」「ずっと、いっしょ」の上映会をお手伝いしてきました。
お手伝い(司会)しながら見たこの映画に号泣。司会が一番泣くという失態を犯してしまいました(笑)
今日は「うまれる」「ずっと、いっしょ」の感想と、上映会の様子をブログに書きます。
見逃した方用に、近々行われる上映会の情報も記載しておきますね。
ちなみに「うまれる」「ずっと、いっしょ」の詳細に関しては、前に書いたブログを参照してください。
「うまれる」「ずっと、いっしょ。」の詳細 ※上映会の情報も記載されていますが、終了していますのであしからず。
上映会の様子
司会(原稿を読むだけ(^^;)を頼まれたアップ君パパ。
途中10分ぐらいの朗読があり、『うまく話せるかな・・・』『誰も聞いていなかったらどうしよう・・・』と不安の中上映会開始。
若干カミながらも、なんとか朗読を終え一安心です。
周りの方から褒められると、お世辞でもうれしいもんですね(^^v

かしわ飯の差し入れをいただいたり(このオニギリ大人気)、

途中みんなでハッピーバースデーを歌ったり(このアコーディオン奏者の方、場の盛り上げ方から弾き方まで完ぺき!)

お客様みんなでメッセージ入りのクリスマスツリーを作ったり↓

もうイベント盛りだくさんの上映会でした。
Sunny!!主催者のメンバーにみんなが尊敬のまなざしでした。
「うまれる」「ずっと、いっしょ」の感想
2作で6組の家族にフォーカスを当てた、誕生をテーマにした映画。
特に私が感動した2家族の感想を書きたいと思います。
子どもに本当の父親ではないことを告げる
予告動画の初めに紹介されている家族↓
2歳からずっと一緒に暮らし、「お父さん!」と息子から呼ばれる父は、実父ではありません。
実はアップ君パパの母親も実の母ではなく、育ての母なのです。小学校5年生の時に母親になりました。
当時は思春期&反抗期真っ只中で、かなりヒドイ言葉を母に投げかけていたのを今でも覚えています。
しかし今では血のつながりのない私を、本当の子どものように育ててくれた、無償の愛を注いでくれた母親が大好きです。
実の父と母が溺れていたら、たぶん母を助けると思います(笑)
そんな私と重ねてしまい、とても感情移入してしまいました。
お父さんが「私は本当の父ではない」と告げるシーンは、見ものです。告げた後の変化に不安を覚え、なかなか言い出せないお父さんの姿は、息子への愛の証なのだと感じます。
無償の愛を注ぎ、ずっと守ると決め、ずっといっしょにいる家族。それは「本当の父」なのではないでしょうか。
血のつながりだけが家族の絆ではありません。私だからこそ、その考えにとても共感できたのだと思います。
40年以上連れ添った妻に先立たれた
もし妻に先立たれたら・・・
ずっと一緒に過ごし、毎日そばにいる事が当たり前の妻に先立たれたら・・・
食事を作る、洗濯する、掃除をする、そんな事は慣れればすぐ出来る事だと思います。
でも側にいなくなった妻との思い出を消す事は絶対に出来ません。
映画では一周忌の様子も撮影されており、旦那様の言葉がとても印象的でした。
「1年時間は経ったけども、私は何も変わっていない」
それは妻への思いは色あせず、妻がいなくなった悲しみは消えない事を表現した一言だと思います。
このストーリーを見たとき、毎日いっしょに笑ってくれる妻への感謝の気持ちがより倍増されました。
※とブログを書いているとき、妻はイビキかきながら寝ています(笑)
この「うまれる」「ずっと、いっしょ」は家族の絆が心に染み渡る映画だと思います。
もしご家族への愛を、感謝を感じられない時は、ご夫婦でこの映画をご覧ください。きっと今まで感じられなかった感情が芽生えると思います。
今後の上映スケジュール
実は「うまれる」の公式ホームページに今後の上映スケジュールが載っています。
こまめに更新されますので、時折チェックしては如何でしょうか。
http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html
素晴らしい映画をありがとう!