みなさん観ましたか!?話題になっていたバリバラのきょうだい特集。障がいを持ったきょうだいがいる悩みや本音が聞けました。
アップ君にも3歳上のお姉ちゃんがいます。私たち夫婦も”きょうだい”に関する情報を得られ、とても参考になりました。
出演されていた数名のきょうだいの想い、育てる親への想い、障がいを持ったきょうだいへの想い。とても考えさせられましたし、色々と考えるキッカケを与えてくれた番組でした。
今日はバリバラ「”きょうだい”の悩み」を見て、内容の要約と感想を書きたいと思います。いつもと違い少しかたい内容だと思うので、興味のない方は読み飛ばしてやってくださいね。
25分という限られた時間のテレビ番組なので、スタッフの方々は伝えたい全てを伝えきれていないと思います。そんな中での感想です。出演者の方も製作者の方ももっと入れ込みたかっただろうな〜。ぜひ第2回を!
きょうだいの本音
数名の障がいを持ったきょうだいがいる人たちが番組に登場し、本音を語ったくれました。
親亡き後の面倒は?
番組冒頭にアンケートの抜粋がテロップで流れました。”兄のことを好きにはなれない” ”将来誰が面倒みるの?” という二つテロップ。う〜ん・・・
前者の”兄のことを好きにはなれない”って言葉は、きょうだいだったら至極当然の話しだと思います。私も4人きょうだいですが、兄妹弟とは大きくなってからそこまで距離は近くないですからね。
ただ2つ目の”将来誰が面倒見るの?”これはやっぱり考えますよね。”私たちが死んだらあなたが面倒見てね”と言われているきょうだいもいるみたいで、そら重く感じますよ。これは障害じゃなくて、親の介護も同じことです。”介護したい!”って思うきょうだい・子供はなかなかいない。
”面倒はあなたが見るのよ!”なんて言われたら重く感じる人がほとんどではないでしょうか。
言われなくても無言の重圧を感じるのかもしれません。アップ君姉にはハッキリと「あなたはアップ君の事を考えず、自分の道を歩みなさい」と言って、重圧から解放してあげたい。それでも面倒見てくれたら嬉しいですけどね(^^v
一緒に歩くのはいや?
小さい頃一緒に遊んだり、友達に見られたりするのが嫌・・・って話よく聞きますよね。今回の番組でも2人ほどその話をされていました。
でも嫌と思う理由が、私の想像していた理由と少し違いました。
私は”恥ずかしいから嫌だ”とか”いじめの原因になるから嫌だ”とか、マイナス面のイメージを強く持っていました。しかし番組で出てきた言葉は、”お姉ちゃんが変な目で見られるのが嫌だ”といった、大好きな家族が傷つけられることこそが嫌だったんです。
心無い言葉が自分に降りかかるのも嫌だとは思いますが、障がいを持つきょうだいを思うからこその感情だったんですね。
家族が見る姿と社会での姿は違う
今回のバリバラのメインは、重度知的障害の姉を持つNHKディレクターの話し。”姉が通っている福祉施設に行ってみた!”だったり、”一緒に下北沢をぶらぶらしてみた!”だったり、”初めて弟と真剣に姉のこと話してみた!”だったり、すごく深い話まで踏み込んでくれました。安西さん、ありがとうございます。
自宅と福祉施設では別人
ある時弟さんから”自宅と福祉施設の姉は別人”と情報を得て、番組では実際に施設まで撮影に行っていました。
自宅の撮影では、全く表情も変わらず言葉もほとんど口にしないお姉さん。しかし福祉施設ではずっと笑っていて、自分で率先して作業をし意見をし、自分のことは自分でやる!と自分から言っていました。
多分番組をみていた人全員が、”すごく楽しそうで、自宅の様子と全然違う!”と感じられたと思います。
NHKディレクターが言っていました。自宅では包丁もハサミも危ないから持っちゃダメ!大きい声だしたらダメ!と言われてきて、自然と我慢する場所になってしまったのかもしれません。
いやー、これには反省させられました。何でも挑戦させている気はするのですが、散らかしたら怒ったり、危ないことはさせないようにしたり。結構過敏になっているのではないか?と自分の行動を改めて振り返りました。
感想
この番組を観て、改めて2つの決意をしました。当たり前の事と思われる2つかもしれませんが、常に意識しておかなければ準備も後ろ倒しになって、結局計画に遅れが生じますからね〜。
アップ君には早い段階で社会での生活に挑戦してもらおう
昔29歳のダウン症の子を持つ親御さんとお話しさせていただいた経験があります。その方は遠方の施設に20代前半で子供を預けたそうです。
”私たちがいなくなってから、すぐ社会に馴染むなんて無理。今から社会に出る練習をさせておかないと!”そうおっしゃっていました。
月に一度会いに行くのが楽しみで仕方がないそうです。その時、親離れさせる事が愛何だろうな〜と思いました。
アップ君が社会に出るのは・・・20年後ぐらいですか。その頃福祉関係がどうなっているかはわかりませんが、グループホームや福祉施設で暮らす計画を早めに立てようと決意しました。
ただ、子離れできるか心配です(笑)
お姉ちゃんへのケアを欠かさない
私はアップ君に厳しく、お姉ちゃんに激甘なのでそこまで心配していませんが(笑)、やっぱり様々な面でお姉ちゃんへのケアは意識しないといけませんね。
弟の面倒をみないといけない!と重荷に感じないように、今でも色々と準備をしています。どんなことをしているかは、またの機会に(^^
とにかくお姉ちゃんは自分の人生を謳歌してほしい。アップ君を弊害と感じず、いろんなことに挑戦して楽しんでほしい。
ただ、この状態↓をみて弟ばなれできるか心配です(笑)
皆様はあの番組をみてどう思われましたか?
きょうだい児のいる家庭にとって、とても参考になる意見がたくさんあったのではないでしょうか。
ぜひ第2弾やっていただいて、私たちにもっと安心できる情報をお願いします!NHKさん。頑張って受信料払いますから(笑)
バリバラ、観て下さったのですね。
うれしいです✨
しかも、ブログにまでまとめて下さって!ありがとうございます。
アップくんパパさんのようなお父さんなら、娘さんもさぞ心強いでしょうね。
うちの70代の父は、子育ては基本、母任せで。もっとお母さんを支えてあげて!と私は不満で一杯でした。
母は、とにかく妹に必死で。
「自分でやりなさい!」と突き放される言葉が多く、「お母さんは私に関心がないのかな、、」と寂しく感じるときもありました。
お母さんと二人きりの時間がもっとほしかったな~(お父さんじゃなくて、ごめんなさい(>_<))
たまには妹じゃなくて私を優先してほしかったな~、
「いつもありがとう」「大好きだよ」ってハグされたかったな~
もっと、ほめられたかったな~
40代の今になって、小さい頃の本音
がポロポロと出てきます。
「私が面倒をみるから、あなたは自分の人生を歩みなさい」というセリフは、私も母から言われていました。が、正直私はあまりうれしくありませんでした。
将来の具体的な計画を話したり、実際に動いてくれたら、また違っていたのかもしれませんが。
妹を、自分の所有物のように扱わないで。自己犠牲的なお母さん、見るのはつらい。そんなに頑張らなくていいから。お母さんも楽しく生きて。
お母さんも妹も幸せでないと、私も安心して自分の人生を歩めないんだよ。私だっていっしょに考えたい。って伝えたかったです。
親には、あまり本音は言えなかったですね。
私にとって妹は、フツウの妹。
だけど母にとっては「障がい(ダウン症)のある娘」。母が悲しんでいるのは、分かっていたので。
どうして、ありのままの妹じゃダメなの?障がいってそんなに悪いこと?とモヤモヤを一人で抱え込んでいました。
想いが共有できる人に、小さい頃に出会えたら、もっと楽だったのかな、、と思ったりもします。
長々と失礼しましたf(^_^)
最近の親御さんは、きょうだいさんにも関心を向けられる方が多く、頼もしく、うれしく感じています。
また、のぞかせていただきますね~☀️
こんばんは!コメントありがとうございます。
ご紹介いただいて即予約。見終わって即ブログに取り掛かりました。私たち夫婦にとってとても参考になる内容ばかりで、改めてご紹介いただいたことに感謝します。ありがとうございました。
「あなたの人生歩みなさい」って言葉じゃなくて、そうするための具体的な行動がきょうだいを責任感から解放するんでしょうね。今から準備できることは少ないかもしれませんが、精一杯アップ君とお姉ちゃんと私と妻が幸せに暮らせるよう準備していきます。”その日幸せだったらそれでいい”は将来に目を瞑るのではなく、将来の安心があって初めて”その日の幸せがある”と思っています。
これからアップ君もどう成長するのか?お姉ちゃんがどんな感情を抱くのか?まだまだ未知の部分はありますが、精一杯愛情ぶつけて過ごしたいと思います。
でも今以上にお姉ちゃんとかアップ君にハグしてたら、きっと嫌がられると思います(笑)節度を持った愛情が難しい(笑)
これからもアップ君ファミリー見守っていてください
たびたび、すみません
今日(19日)20時~の、NHKハートネットTVでも、あるきょうだいさんの体験が放映されるようです。
ご存じかもしれませんが、お知らせまで(^-^)/
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