ダウン症の平均寿命を考える。 親が先に亡くなる可能性 親なき後

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ダウン症児は合併症で心臓疾病を患う子どもが多く、昔は乳児心臓の治療が難しかったため早く亡くなる場合が多かった。しかし現在は乳児の心臓手術がかなり進化し、比較的長く生きられるようになりました。

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そして今大きな問題になっているのは”親亡き後”です。親が先立ったら残された子どもはどうなるのか?きょうだい児がいる場合、一人っ子だった場合それぞれ変わります。さらに親はいつまでも元気ではありません。親が健康ではなくなった後、誰がダウン症児を支えるのか?家族の将来を考え明るい未来を作るには、対策を練り、実行する必要があると思いませんか?

 

なるべく明るいブログにしようと心がけているのですが、今回はちょっと重いテーマ ”ダウン症児の平均寿命” にフォーカスを当てて考えたいと思います。

 

ダウン症児の平均寿命は

命の長さの目安を見る時、平均寿命(じゅみょう)と平均余命(よめい)の二つ統計があります。

平均寿命 - 生まれた人が何年生きるのか?

平均余命 - ○○歳の人があと何年生きるのか?

ダウン症児は産まれてすぐ亡くなるケースが健常者よりは多く、その子を入れると平均寿命はかなり短くなります。

 

ある記事にダウン症の0歳児と1歳児の平均余命が載っていました。

ダウン症の0歳児平均余命 - 48.9歳

ダウン症の1歳児平均余命 - 51.2歳

それ以降も若くして心臓疾患や白血病でなくなるダウン症児は多いので、10歳ぐらいまで生きているダウン症の子ども達はもっともっと長生きできることでしょう。

 

親の平均余命は?

日本は世界一位の長寿大国と言うのは有名な話です。平均寿命の2013年最新データがこれ。

男性:80.21歳(世界4位)

女性:86.61歳(世界1位)

さらに!先ほど説明した平均余命を見るとこれ↓

30歳男性:80.93歳

60歳男性:83.14歳

30歳女性:87.09歳

60歳女性:88.47歳

※平成25年簡易生命表より   かなり長生きするのがわかります。

 

女性の出産平均年齢は?

皆さん何歳で子どもを生みましたか? ちなみに出産の平均年齢は以下の通りです。

1人目:30.4歳

2人目:32.3歳

3人目:33.4歳

※平成25年人口動態調査より   昔は20代中盤が平均だったみたいですが、晩婚化により年々上がり続けてます。

 

ダウン症児と親とどっちが長生きする?

パパよりママの方が統計上長生きするので、パパは無視します!

例えば35歳でダウン症の子を産んだ場合。 35歳のママの平均余命は87歳です。

ママが亡くなる時ダウン症の子どもの年齢は・・・

87歳-35歳=52歳

どうでしょうか?先ほど1歳のダウン症児平均余命は51歳と書きました。そう考えたら、ママと同じぐらいに亡くなる。もしくはもう少し長生きする気がします。さらにママが病気に倒れ闘病生活を余儀なくされた場合、亡くなるまでダウン症児を支えられません。余裕を持って考えておいたほうがいいでしょう。

 

アップ君の家庭で考えてみよう!

わが家の年齢構成はこの通り

パパ35歳 ママ38歳 お姉ちゃん4歳 アップ君1歳

平均で考えるとママは87歳まで生きます。(私はもう死んでますね(;;))その時お姉ちゃんは53歳 アップ君は50歳・・・・幸せなことではあるが、統計上アップ君はまだ生きています。

皆さんもご自身の年齢と子供の年齢を照らし合わせながら考えてみてください。皆さんとダウン症のお子さんはどっちが長生きしそうですか?

 

健康寿命も一緒に考える

人間いつまでも健康ではいられない。WHOが2000年に健康寿命なるものを発表しました。

日本の厚生労働省も発表しており、この健康寿命後は何かしら体に異常が見つかり、活力ある生活が送れなくなると言われております。

男性の健康寿命:70.42歳 女性の拳子寿命:73.62歳

そう考えると、87歳までママは生きるから、その後のダウン症児が心配・・・・ではなく、健康寿命後のダウン症児が心配と考え対策を取る方が無難だと私は考えています。

 

じゃあ将来を明るく過ごすにはどうしたらいいのか?

やはりお金が必要になってきます。老後は年金がありますが、夫婦二人での生活もやっとの年金暮らし。そこにダウン症児の障害年金が加わりますが、3人生活するには心もとない金額です。さらに医療費が必要になったり、親二人とアップ君の介護にお金が必要になったり。カワイイと言う気持ちだけではやっていけない現実が待っているかもしれません。

しかしお金があればそこに対する不安はかなり軽減されるのは間違いないと思います。

ダウン症者が働ければ、お金の問題は解決します。就労に関する記事がこちら↓

ダウン症者は一般企業で働ける?給料は?ダウン症の雇用について

 

働けない可能性もありますので、親が若いうちに将来の自分へ仕送りをしておくのです。それが親自身、きょうだい児、そしてなによりダウン症児にとって明るい将来につながるのではないでしょうか。まあ私も妻もお姉ちゃんもアップ君もいつ亡くなるかわからないので、将来を考えながら今を楽しく生きますよ(^^v


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4 件のコメント

  • こんにちは!先日ダウン症の娘が生まれまして、将来への不安満載ですがアップ君ブログに随分と応援されています、父です。
    成人期以降、就労と障害年金とでは心もとないですが、50歳まで生きるとしたらどれくらいの貯蓄をしておくべきか、目安はありますでしょうか。。。
    ちなみに私は30歳です。
    ご教示いただけますと幸いです!

    • こんにちは。コメントありがとうございます!
      娘さんですか〜私の周りのダウン症を持った娘を育てているパパさん、全員デレデレですよ(>< どんどん可愛くなっていく我が子に驚きを隠せないと思いますよ!楽しみですね。

      では質問への回答を。いくら貯蓄があれば・・・これには答えがありません。裕福な生活をさせてあげたいか?はたまた最低限の暮らしでいいか?実家暮らしか?施設暮らしか?住んでいる地域はどこか?それによって全然変わってきますので、参考程度に見てくださいね。

      ウルトラな父さんが年金暮らしになる(現制度で)のが65歳。その時娘さんが25歳。
      それまでは親の収入から支援できると思います。なので、貯蓄の期間的なゴールは65歳が目安かと思います。

      娘さんがあと25年生きるとして、毎月どれぐらいの支援が必要か?で貯蓄額のゴールが見えてきます。

      40歳のダウン症者の親と話す機会がありました。もうお母さんは72歳です。
      そのダウン症を持った息子さんは住み込み型の授産施設(就労支援事業所B型への移行予定)で働いています。その息子さんに毎月3万円仕送りしているそうです。
      しかし同じ職場の仲間のほとんどは仕送りなしで十分生活できているそうです。「ちょっと贅沢させすぎかな?」なんておっしゃっていました

      この例と照らし合わせると、25年×12ヶ月×3万円=900万円 これを65歳までに貯めていけば、参考例から算出した貯蓄額のゴールですね。
      まあ障害年金とお給料がありますから、多くの支援は必要ないと思います。

      健常児でニートの場合、障害年金がないからぞっとしますね(笑)

      まあ健常児であろうと障害児であろうと悩みは尽きませんよね。どんな状態でも安心できるように、ある一定の準備はしておきたいものです。

      これからもアップ君ファミリーをよろしくお願い致します。

  • アップ君パパさん
    早速のコメント有難うございました、参考とさせて頂きます!
    (今から考えても仕方無いのかもしれませんが、急激退行して就労できなくなった場合など、を考えると未だ不安ですね…。)
    本日はプルデンシャル生命の担当さんへライフプランを相談しにいきます。ブログ参考にさせてもらいました、有難うございます!
    健常の娘2歳もいますので、将来の不安もありますが頑張って行きたいと思います!現在横浜在住ですが、出身は夫婦とも滋賀で、いつかは戻りたいと思ってますので、アップ君・パパにお会いできる日を楽しみにしています!これからもブログ更新を楽しみにしています!

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