
言葉の発達は以外に早いアップ君。(ただ体は同い年のダウン症児より2周り小さい(汗))
でも言葉の明瞭さはまだまだ。高音はでないし吃音(きつおん)はあるし。親でも聞き取れない言葉もあるし。
本で読んだことはあっても、ハッキリ学ぶ機会のなかったマカトンサイン。アップ君が週に1回通っているデイサービスで勉強会が開催されたので、行ってきました。
ベビーサインでもない、手話でもない、知的障がい者に効果的と言われているマカトンサイン。実際に勉強会を受けた印象は、”結構よさそうやん!ちょっと頑張って使えるようになってみよう”ってな感じです。
その勉強会の内容を少しだけ共有させてください。興味あったら、本を買うか講習会に参加されてはいかがでしょうか(^^v
補足
日本マカトン協会のホームページにワークショップの日程が記載されていますよ
マカトンサインとは?
言葉で伝える・動作で伝える・線画で伝える、この3つのコミュニケーションを同時に行い、言葉の理解や人へ伝える力を養う方法を”マカトン”。そして動作で伝える部分を”マカトンサイン”と言います。
ベビーサインの様に簡単すぎず、手話の様に複雑すぎず、ちょうど人に物事を大枠で伝えやすいマカトンサイン。
言葉が出る前にこれを使ってコミュニケーションをすれば、言葉の理解が進み、親との意思疎通が進み、豊かな表現力が身につくなんて言われてますね😊
なるほど!と思った事
カ行の発音がまだ弱い子が”クマ”と言った時、なんて聞こえると思いますか?ほとんどの場合が”ウマ”に聞こえると思います。
子供は必死で”クマ”と伝えたいのに、「あ〜お馬さんね〜」なんて親が言ったら、子供はどう思うでしょうか?「言いたいことが伝わらないならもう言わないでおこう・・・」ってネガティブになってしまうかもしれません。
もしクマのサイン(グーで耳を頭の上に作る)を子供がしていたら、親は「あークマね」と理解し、子供との会話が生まれます。
こうやって言葉の発達が弱い時期、マカトンサインが意思疎通にとても有効なのです。
と先生がエピソードトークをしたとき、なるほど〜 と関心してしまいました・・・って普通?私にとってはすごく分かりやすい例えで、マカトンサインの必要性を一気に感じた瞬間でした。
例えばこの動画をご覧ください↓
”頭”と”アンパンマン”の発音が同じ!って動画です。これも頭を抑えながら”あまま”、ほっぺたの横でグーを作って”あまま”と言うから何を言いたいか理解できました。
サインって重要だわ〜。
マカトンサインで言葉が出ない?
アップ君がまだ小さかった頃(今でも十分小さいけど)、ベビーサインを習いに行こうと思っていました。しかし!友人から、”サインを覚えると、サインに頼って言葉が遅くなるよ”って言われました。
今日勉強会をしていただいた先生も、最後にその事について触れてくれました。
言葉が遅い早いは人それぞれ、ベビーサインやマカトンサインをしているから遅くなる事はない。今まで一人もサインばかりで言葉が出ない子は見たことがない。みんな豊かにコミュニケーションできている。
まあ、サインをしているから言葉が遅い早いって、因果関係がはっきりしないから判断できませんよね。少なくともサインがあれば意思疎通がしやすくなるのは確か。きっと親子のコミュニケーションもスムーズにいって、ストレスなく過ごせるな〜と私は感じています。
さて皆さんはどう思いますか?
開催場所の”ダウン症専門デイサービス”
神戸へ引っ越してきて、沢山の方に情報をいただきました。そのなかで”ダウン症専門のデイサービス”を紹介してもらいました。
アップ君は運良く空きがでたタイミングで申し込み、今では週1回通っています。
一人一人の特徴をしっかり分析し、綿密な療育プログラムを全員に作成してくれます。そのプログラムの細かさ見たらびっくりしますよ(驚)
ちなみに4歳8ヶ月の時の療育風景がこちら↓
一歩一歩確実に進んでいく療育プログラムが楽しいんですよ😊
ちなみに毎週通っているアップ君は、到着するなり靴下脱いで寝そべっておもちゃで遊び出しました↓

リビングか!!
帰りは必ずマクドナルド
デイサービスから駐車場へ向かうエレベーターの目の前に鎮座するマクドナルド。週に1回通っていると言う事は・・・そう、妻は週に一回必ずマクドナルドへ連れて行かされます。
無類のポテト好きな彼。3歳3ヶ月で、3文字の言葉を全てポテトに変換する特技を持っていました↓
これマカトンサインで治らないかな(>< ポテトのサインだけは覚えさせられない(笑)
ちなみに先月に連れて行かされたマクドナルドでの表情がこちら↓
そして例にもれず、今回もマクドナルドへ直行↓

店員さんからも「あら?水曜じゃないのに来たね〜」なんて言われる始末(笑)
マカトンサインの先生に言われた”ダメのサインは極力使わない”って事、守れそうにありません。
ちなみに今回も「アップ君ですよね!?」って沢山声かけていただきました。みなさまありがとうございます!これからもいろんな場所に参上いたしますので、また声かけてやってください!
さて、マカトンサインの勉強会を受け、これから実践していきたいと思います。成果のほどは1年後ぐらいになるかもしれませんが、またブログかければとおもっとります😊
マカトンサインで言葉が出にくくなる…否‼️(笑)ダウンちゃん達のコミュニケーション力は群を抜いてますよね✨だからこそ意志疎通の層を厚くするために必要だなぁと常々思うんですニッコリ笑って伝えてくれてるのに何回も聞き返してしまうなんて場面は日に何度もあります。
その度に『困ったな』『解らないかなぁ』イライラ 等、楽しい会話が変わってしまうんですよね
マカトンサインは出来ませんが、私はあ手話を使う事で乗りきってます
例えば『ミッキー』と『タッキー』
『ミッキーの耳』と『マイク』それだけで笑顔が消えない会話が出来るって素敵な事ですよね❤️
意志疎通はどんな場合においても必須ですものね
アップ君がこれからも沢山の笑顔に出会える素敵なお勉強ですね❤️
応援してるよ~❤️
ありがとうございます!
やっぱり楽しくコミュニケーションをしないと、「話そう!」って気持ちが半減するんですよね。
そしてマカトンサインじゃなくても、自分たち独自のサインでも意思疎通ができればそれがいい。マカトンサインの先生も言ってました。「体系立てられたサインだけど、家庭内独自のサインがあればそれを修正することはない!」って。
改めて我が家のサインはどんな感じかまとめてみます!
応援ありがとうございます
初めてコメントします。2歳のダウン症の娘がいます。いつも楽しく拝見しています。保険の話など、すごく参考になります。
私も先日マカトンの講座受けました。
サインを覚えると言葉が…の件、先生が、誰しもコミュニケーション手段は、楽な方がいいに決まってる、例えば「クマ」と言うだけで伝わるなら、いちいちグーを頭の上に持っていく、というめんどくさい作業は自然消滅する、とおっしゃっていて納得でした。
それと、マカトンで紹介されているサインとは違う、独自のサインを子どもが編み出した場合、それを正しいマカトンサインに修正する努力は大変な無駄でナンセンス、とも。親子で通じる事が最大の目的なのだから、どんどん家族だけのサインを作り出していけば良い、というようなことも言われていて、なるほどな、と思いました。
何はともあれ、早くアップくんみたいにお話ししてほしいなーと思う、勝手な私ですが…
また、楽しいブログ待ってます!
コメントありがとうございます。
なるほど〜。たしかにワザワザ面倒なサインしなくなりますよね。
そしたらしっかりと喋る練習もできて、コミュニケーションもしっかりできる子に育つ!サインってやっぱり重要ですね。
子供独特のサインですが、アップ君も沢山あります。
帽子だったら頭を触りますし、アンパンマンだったらグーをほっぺに持っていきます。
しかし!オシッコ行きたい時は、股間を握るサインをするのですが、それだけは治したい(笑)
もっと早くにマカトンサインの講習を受けられてたら、もっとアップ君のコミュニケーション力上がっていたのかもと思ってしまいます。またこのブログ見て、サインを学ぶ人が増えたら嬉しいです。
これからもアップ君ファミリーをよろしくお願いします!
はじめまして。私は保育園で保育補助の仕事をしています。4月から5歳のクラスにいるダウン症の男の子の面倒をみることになったことから動画でアップ君のことを知り、娘共々日々癒されています。
今回のマカトンサイン初めて知りました。担当の子も言葉が出ていないのでいろいろなサインで意思表示をしてくれます。
今日は、折り紙を持って忍者のポーズをしたので、すぐに手裏剣だとわかり作って遊ぶことができました。とても嬉しかったです。この記事を読んでいたので「これかぁ」と思いました。
これからも、ブログやインスタを通して勉強させて下さい。
インスタで可愛いアップ君に会えるのも楽しみにしています。
長々とすみませんでした。
コメントありがとうございます!
折り紙持ってきて忍者のポーズって、可愛すぎじゃないですか想像しただけで笑顔になってしまいます。
こうやって必死で伝えたようとする姿が周りを笑顔にしてくれるんですよね。
サインは子供だけじゃなくて周りの人たちまでストレスなく、笑顔にしてくれるものなのかもしれません。
これからも更新がんばります。アップ君見守ってあげてください。
はじめまして。小学校の特別支援学級でダウン症のお子さんの担任をしたことがあります。
入学時、明瞭な発語がほぼない状態だったので、マトカンサインにはとっても助けられました。大好きなアンパンマンのキャラクターにもそれぞれサインがあることを知ってビックリしました(その子に教えてもらい、一緒に使っていました)。その子は病院の言語科に月1通院していて、言語療法士の先生に教えてもらっていたようです(私も、夏休みに見学させていただいたことがあります)。
サインはご家庭でも使えますし、保育園や学校、職場等で初めて会う方とのコミュニケーションにも有効だと思います。コミュニケーションに関心が無くなったとき、言語の発達が遅れるのではないかと思うので、言葉をたくさん吸収しているこの時期にサインも一緒に使うと、伝わる楽しさを感じられていいのではないかと思います。
アップ君の動画を見せていただくと、そのお子さんを思い出してとっても懐かしい気持ちになりました。これからもお邪魔させていただきます!