我が子の小学校・中学校の進路ってどうします?
普通学級・特別支援学級・特別支援学校と大きく3パターンあると思います。(通級指導は除く)
アップ君はまだ年少さんなのでまだ先ですが、来年ぐらいになったらトコトン悩むことが予想されます。
普通学級もいいし、特別支援学級も・・・いや支援学校だってメリットあるぞ。
やっぱり健常児と一緒が・・・いや本人が辛いなら無理に普通学級に行かなくても・・・いや・・・いや・・・
なんかどこまで考えても答えなんて出てきませんな。
今回は福岡大学の先生の勉強会に参加してきました。
先生のお子さんはダウン症を持っており、中学校1年生まで普通学級で学ばれました
今日は勉強会の一部と、集まった仲間たちとの様子を共有させてください。
第一部:岩崎先生の勉強会
上にも書きましたが、中学1年生まで普通学級に通われたダウン症を持つ息子さんとの経験を元に話されました。
親が可能性を奪う
もし4歳の子供が転んで泣きそうな顔をしている。あなたなら抱き起こしますか?起きるまで見守りますか?
序盤にこの質問を参加者にされました。
みなさんだったらどうします?私は”抱きおこす”方に手をあげました。
その後先生が言われたセリフは↓
転んだ後自分で起きる経験を親に奪われている
決してキツイ言い方ではなく、優しく言われています
そしてプロジェクターに映された文字は”過保護になっていないか?”
『私の子供は支援学級には着いていけないから特別支援学校。普通学級なんて到底無理。』
と考えてしまうと子供の可能性を潰してしまうかもしれない。
可能性を潰しているのは親で、やらせてみると意外とできる!と先生はおっしゃっていました。
先生も自身何度も「こんなこともできるんだ!」「できないと思っていたのにできた!」の連続だったみたいです。
子供の可能性を信じて、普通学級も視野に入れた就学計画を立てて下さいとメッセージを会場に投げかけていました。
技能習得のため親ができること
就学に向け、そして就学後も将来生き抜くために、様々な技能を習得していきます。それは学校だけではなく親の協力が必要不可欠です。
では技能習得のために親ができることはなんでしょうか?先生がお話しされていた事は5つ↓
- 経験する機会・環境を与える
- 意欲を引き出す
- 繰り返しトライさせる
- 忍耐強く待つ
- はげます、褒める
この中でも一番重要なのは”意欲を引き出す”事。
親が”教えよう!”と意気込んだ事は、深い技能習得には繋がりづらい。
例えば先生の息子さんは”戦争に関する情報”と”バスに関する情報”は相当詳しいそうです。
これは親が教えた事ではなく、自分で興味をもって好きで学んだ事。意欲を引き出すことができれば、親の知らぬ間に勝手に技能習得が進んでいるそうです。
これは健常児でも言えることですね!
私はアップ君に写真家&ウクレレ奏者になってもらいたい・・・さてどうやって意欲引き出すか。
短期目標だけでなく長期目標も
社会で生きていくために必要な能力は、なんでも自分でできる能力ではない。
「頼れる相手を見つけ、支援をお願いできるコミュニケーション能力」
最低限の生活能力は必要だが、人に聞き目標を達成していく能力が一番重要だと先生はおっしゃいます。
物の買い方が分からなければ、誰かに教えてもらう。
目的の場所が分からなければ、誰かに教えてもらう。
作業のやり方が分からなければ、誰かに教えてもらう。
そうやってどんどん学んでいける環境は、コミュニケーション能力があれば自分で作れるとのこと。
他にも沢山参考になる事を教えていただきました。
あー書ききれない私の文章力を憎みます(汗)
第二部:パネルディスカッション
普通学級・支援学級・支援学校、それぞれの進路を選択された6名の方のディスカッションが第二部。
ご自身の経験をお話いただき、それぞれのメリット・デメリットを伝えていただきました。
本当に考え方は千差万別! 参考になればという事で、何名かの方の意見を記述します。
①小学校:普通学級 中学校:支援級
中学校の支援学級は就労を見据えた教育に切り替わるから支援級に決めた。そこで一生涯の友人ができた。
②小学校1年生1学期だけ普通学級→支援学級
1学期だけでも普通級に行っておいてよかった。普通学級の友達とも仲良くなれて、支援級の生活にもとてもよい影響だったと思う。
③小学校:支援学級 中学校:支援学校
生後8ヶ月から保育園に入れて、そのまま支援級にいった。能力に合わせたきめ細やかな対応が魅力だった。
④小学校:支援級 (現在小学6年生)
普通学級に行けると判定された。だが息子さんが一番成長できると感じ、支援学級を選択。
国語と算数以外は普通学級で受けているので、健常児との交流も非常に多い。
このように選ばれた進路は様々で、それぞれにメリットデメリットがあります。最終的には本人の状況と親の意思で決めるわけですから、最善の選択をしたいものですね。
もう当分会えなくなるお友達
アップ君は今月末神戸に引っ越しをします。なのでアップ君のお友達が沢山参加してくれました!
はじめにお友達になった王子様
アップ君が生まれて初めて参加したイベントで、初めてお友達になった彼↓
同い年かつ通っている療育センターが一緒。ママ二人はかなり深いお友達で、いまでも療育センター仲間と飲みに行っています。
この子・・・めっちゃ王子様なんですよ!
シャッとした目鼻立ち。透き通った白い肌。時々見せてくれるハニカミ笑顔。オヤジ化の進行が早いアップ君とは大違いです(涙)
インスタとかブログやれば絶対人気者になると思うのにな〜。
あおSmileのあお君
アップ君が最後という事で、長崎県から足を運んでくれました!
本当に遠い道のりありがとう!久々会えて嬉しかったよ(^^v
あお君ままに抱っこされてご満悦のアップ君↓
このエロ助が~!
他にもたくさんのお友達が
「アップ君ですよね!やっと会えました!」と言ってくれたパパママさん。
「生まれたばかりの頃救われました!」と言ってくれたママさん。
「これからもブログ楽しみにしてます!」と言って、ケーキとマクドナルドのチケットをくれたパパママさん。
みなさん本当にありがとうございます。その言葉にいつもいつも私たちが救われています。
頑張ってブログ更新しますので、これからもアップ君ファミリーをよろしくお願いします。
これで福岡で参加するイベントは最後。
彼が生まれてから何度も何度も参加した親の会。本当に最後だと思うと泣けてきますね。
今更ながら、私たちファミリーを救ってくれた親の会ありがとう!
わかりやすい内容のブログありがとうございます
まだまだ先の話だと思っててもあっと言う間にやって来る感じがしますね色々な人の話を参考に娘の居心地の良い場所を見つけてあげたいなぁ
いえいえ、途中で文章がまとまらず断念した部分も沢山あります。
ライターの方々を尊敬しますよ(><
アップ君ももう直ぐ4歳。ついこの前生まれたばっかりなのに。
もう小学生なんてあっちゅーまなんでしょうね。子供の成長って恐ろしい(^^v
今、年中の息子。
色々考え始めてたので、今後、息子に合う就学先を見つけてあげられるよう頑張りたいです(^-^ゞ
ブログを読み以前、金澤翔子さんの一人暮らしで感じましたが、子どもの可能性を摘むことなく伸ばせるように手助けできる親でありたいと…。
福岡でのステキな出会いに感謝ですね!そして神戸でもアップくんファミリーがたくさんの出会いがあることをお祈りしています。
寂しい一人暮らしもあと少し、頑張って下さいね(^-^)/
就学絶対悩みますよね。
私の友人にも「勉強会聞いたら絶対悩む・・・聞きたいけどやめとく」って参加しなかった人もいました。
やっぱり子供の可能性を信じて、チャレンジできる環境を作ってあげるのが親の仕事なんでしょうね。
「どうせ無理だろう」だったら、絶対できるようにならないですよね。
神戸での療育状況や支援級・支援学校の様子もわからないので、まだ年少さんでよかったです。
2年ほどしっかり見て、彼の将来の選択肢を増やす就学進路を考えます。
こんなコメントかいていたら・・・・寂しさ増しました(笑)
がんばります!
はじめまして。健常児三人います、実家が近い様で、お姉ちゃんもアップ君も可愛らしいのでついつい拝読してしまします。
こちらのブログはどうしてもダウン症の親子さんが見られるので情報がかたよりがちだと思うのですが。
失礼を承知しての私の思うことです。
娘が通う小学校はもともと支援学級はなかったのですが、熱心なお母さんが働きかけ擁護学級ができました。素晴らしいと思いました。
が、娘がその子のお気に入りになってしまい、事態は一変です。加配の先生はいらっしゃいますがさすがに運動会は目立ってしまうのでとお母様が断ったため娘にたくされます。
その子がずっと自分の指を舐めてきたなく、手をひっぱってあげない時は泣いたと、ちゃんと踊りたかったと、一年後に言われました。
こどもながらに、不自由なひとに不親切に思ってしまう自分にも罪悪感があったから言い出せなかったと。
私も我が子が可愛く、もちろん困っている人には親切にしてほしいですが、
立場がちがえば目指す物もちがい、高学年になれば中学受験で忙しく気の合う友達と親密になるでしょう。周りの保護者の本音、私の本音です。私は人間的に未熟ですが、
子どもは大きくなればなるほど、世話する人される人と二極化し友達関係は難しいと思っています。
私の住んでいる地域がら、ボランティアが盛んで福祉が充実しています。親切な人ばかりで教育熱心です。
が、支援学級のお母様は傷つきやすく被害妄想といいますか、とにかくデリケートで。
そのくせどこか社会まかせで健常児の親にかみつきやすく、普通学級に通わせたいという割には壁を作る。
自分の権利ばかり主張して、支えあいの社会ではあるのでしょいけど。正直しんどいです。
支援学級に通っているお母様が、親なき後はお友達に託すと聞いたときは言葉をうしないました。友達とは対等であるべきで、その子のお気に入りの女の子たちは泣きました。
他者に期待しないでほしい。こんなひどいこと、自分が言えるのは我が子が何年も犠牲になったから。
健常児と関わらせたいという割にはどこか健常児に敵意を持っている、そんな風にかんじました。
コメントありがとうございます。健常児の親の方はあまり見られていないので、正直嬉しく思います。
まずダウン症の親が書き、読者の90%以上がダウン症者を支える人なので、ダウン症関連の情報に偏るのは仕方のない事です。それでもダウン症に関係ない普段の親子の生活をお届けしているつもりです。
それが障害を持った親を支える情報だと信じています。たぶんイチさんもそこは認識されていると思います。
イチさんの事象ですが、もっともっと気さくで、周りに気を配り、極力迷惑をかけないように努める障害者の親がほとんどです。
迷惑をかけながらも無理やり我を通し、”支え合い”ではなく”特別扱い”を望む・・・私はまだ障害者の親として新米ですが、イチさんの周りの親御さんは希だと思いますよ。
ちなみに”被害妄想”と書かれていましたが、支えてもらっている障害者の親は多かれ少なかれ、そういった感情は抱くと思いますよ。それは被害妄想ではなく、ある種の感謝の表れです。
福祉とは”助けてあげないとダメ!”とう義務感ではなく”助けたい!”という暖かな心から出てくる行動だと私は思います。
社会での支え合いとは”もし逆の立場だったら・・・”と考え、”助けたい!”という福祉の心からでてくる行動だと思います。
障害者の親が”こっちは大変だから助けてもらって当然だろう”ではなく、”助けてくれてありがとう!”(へり下るわけではなく)という気持ちで接する。
健常者は”困ったときはお互い様さ”と綺麗な気持ちで助けてくれたら、とてもキラキラした時間だと思うんですけどね。
なんか取り留めもない返信になりましたが、ぜひ障害者本人と支える人たちを暖かくみてください。きっとみんなが笑顔で豊かな心と人生がそこには待っていると私は信じています。
初めまして。
生後1ヶ月の次男がダウン症の
確定を受けたばかりです。
不安いっぱいのなか
このブログに辿りつき
情報もたくさんで
少しずつ前向きになってます。
アップ君の成長記録
とっても可愛いです。癒されます( ´ ▽ ` )
しかもアップ君ファミリーが
神戸に引っ越しされてくるなんて( ´∀`)何だか勝手に、、
心強い気持ちになりました!!
近いところに住んでます。
今後色々と交流していければ
と思ってます。
宜しくお願い致しますm(_ _)m
milkさん出産おめでとうございます&コメントありがとうございます。
もうブログで見られたと思いますが、私も相当凹んでました。3ヶ月後にはアップ君も無事退院し、徐々に闇が光に変わって、いまでは眩しすぎて見られません(笑)
それぐらい人生が一気に明るくなりました。
milkさんもそんな幸せモード全開な日が必ずきます。
神戸ならお会いする機会も作ることができますので、もし不安に押しつぶされそうになったなら、いつでもメッセージください。
アップ君と一緒に成長していきましょう!
お返事ありがとうございますm(_ _)m
有名人から返事が来たみたいで
( ´∀`)嬉しいです!!
眩しいくらいの光、、ブログからも伝わってきます!!
いつの日かくること楽しみです。
神戸の近くなので
市内ではなく大阪寄りですが
サークルや療育は神戸〜大阪まで出向こうかと情報収集中ですが、なかなかなくて、、。
今のとこ尼崎に
神戸近郊の子たちが集まる会?があるみたいです。
全てが
未知の世界で何から始めたら
良いのか、、( ; ; )
早期療育が良いって言われてるだけに気持ちは焦るばかり、、
是非いつかお会い出来たら
嬉しいです(^o^)