ダウン症児の医療費について、昨日”小児慢性疾病医療費助成制度”を紹介しました。
参考ブログ記事:小児慢性特定疾病って?ダウン症児の医療費
しかしあの助成制度は18歳未満の子どもが対象。原則18歳以上には関係のない制度なのです。
年々平均寿命が延びているダウン症者。18歳以降の医療費負担も気になる所。
18歳以上のダウン症者には医療費助成はないのか?”重度心身障害者医療費助成制度”があります!
要するに↓のような助成制度を適用できるのです。
18歳未満 ー 小児慢性疾病医療費助成制度
全年齢 ー 重度心身障害者医療費助成制度
この”重度心身障害者医療費助成制度”で18歳以上のダウン症児の医療費負担を軽減してくれます。
今日はその制度を解説いたしますが、自治体によってはその他の助成制度を独自に持っている所もあります。お住いの地域の制度確認してください。
助成を受けられる条件は?
お住いの地域によって変わりますが、一般的な条件は”重度障害”になります。
・障害者手帳1級2級
・療育手帳A判定
・精神障害者保健福祉手帳1級
例えば名古屋市は障害者手帳3級も精神障碍者福祉手帳2級も療育手帳中度も対象となっています。
受けられる助成の内容は?
これも自治体によって変わります。
私が住む福岡市は何と!なんと!ナント!Nanto!医療費全額助成なのです。
名古屋市も京都府も医療費はタダ!※愛知県はタダではありません(涙)
こんな素晴らしい制度あっていいのでしょうか。本当に障害者が住みやすい国だと思います。自治体&国に感謝です。
ちなみに、東京都は一月にかかる医療費に上限が設けられています(結構高い・・・)
大阪府は一日の自己負担限度が500円です。
助成が適用されないものはあるの?
健康保険が適用されないものは助成制度の対象ではありません。
具体的な例をいくつか挙げておきます。
・健康診断
・差額ベッド代 個室や2人部屋を患者都合で選択した場合の費用
・先進医療 最先端治療の一部
・入院時の食事代
・健康保険適用外の無認可治療および投薬等
各自治体のホームページリンク
重度心身障害者医療費助成制度はお住いの都道府県や市区町村により内容が異なります。
必ずお住いの地域の自治体HPを確認してください。
主要な都市のリンクを張っておきます。
宮城県:仙台市
神奈川県:横浜市
大阪府:大阪市
兵庫県:神戸市
岡山県:岡山市
福岡県:福岡市
※載っていない都市にお住まいの方すいません。
”重度心身障害者医療費助成制度”に付いて触れてきました。
不安解消のためにも、ぜひご自身がお住いの地域の障害者医療費助成について調べてみてください。引っ越しする時の参考にもなるかもしれませんね。
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