感動してみませんか?実際にあった保険金支払い事例

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私はまったく売れない電子書籍を出版しています(笑)

 

出版している本の中で一番売れているのが「感動!実際にあった保険金支払い事例」。

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売れていると言っても月に10冊程度の売れているとは言えないレベルです(笑)

 

趣味で出版しているだけで、お金儲けなんて夢のまた夢だとおもっていますので、今日は第一話をそのまま転記します。

 

もし興味あって電子書籍端末をお持ちであれば、買ってみてください。

 

天国からの手紙

田崎 孝博(40) 会社員 温厚で子煩悩

田崎 琴美(38) 主婦 しっかり者で多趣味

田崎 愛(10) 小学生 大人しく、あまり感情を表に出さない

 

 

私はいつも通り6時30分に起き、朝食の支度をはじめていました。

通常主人は7時になる目覚まし時計をすぐに止め起きてくるのですが、その日は目覚まし時計が止まらず鳴り続けていました。

 

「孝博―、起きてー、時間ですよー」

言いなれないセリフで、今考えるとぎこちない言い方だったのではないのかと思っています。

そんなモーニングコールも空しく、返事はありません。目覚まし時計は鳴り続けたままでした。

 

主人を起こしに寝室に向かいました。

目覚まし時計を止めながら主人の顔を覗き込んだ時

・・・絶句しました。

主人の顔が真っ青で、生気をまったく感じなかったのです。

 

叫び声とともに娘を起こしに子供部屋へ駆け込みました。

寝ぼけ眼の娘を連れて主人の元へ行き、揺らしながら大声で起こしました。

普段無表情な娘も非常事態だと察し、泣きじゃくっています。

 

もう心の中では “主人は死んでしまった” と思っていたのですが、実感など湧くはずがありません。救急車を呼ぶ電話で 「主人を助けてください!」 と何度も叫んでいたことを覚えています。

 

死因は虚血性心疾患だろうとお医者様から言われました。

死因を調べるためには解剖しなければならず、事件性がないことから、家族の許諾が必要との説明を受けました。さらに解剖したとしても死因が特定できるとは限らないそうです。

 

主人の両親とも相談した結果、解剖せず静かに眠ってもらうことを選択しました。

体にメスを入れても主人は帰ってこないのだから、意味のない行為だと思ったのです。

“前日お酒を飲んで寝たのが原因か?”“数日前棚で頭をぶつけたのが原因か?”“タバコの吸いすぎが原因か?”今でもそんな考えが頭をよぎります・・・

 

救急車を呼ぶ時は泣きじゃくっていた娘が、なぜか冷静に先生の話を聞き、主人の遺体の横にずっと座っていました。お通夜の後も泣くわけでもなく、主人の横をかたくなに離れようとしません。

「少し寝てくれば?」

声を掛けても首を横に振り、ずっと主人の遺体を見つめています。

結局遺体の側で寝てしまったのですが、その姿を見てまた涙が溢れてきました。

娘がまだ小さかった頃、帰宅が遅かった主人は、娘の寝顔をずっと見ながらウトウトしていたのを思い出しました。でも、今は逆です。もう二度と起きてはこない主人の横で娘が寝ています。幼いながら父を愛おしく思い、見つめていたのでしょう。胸が苦しくて、また主人の横で泣き崩れてしまいました。

 

次の日の告別式。

私は参列頂いた方々にお礼を言って周り、娘も幼いながら気丈に振る舞っており、大人しく親族席に座っていました。

 

そして出棺の時・・・私は記憶がありません。

後日父と母に聞くと、私も娘も狂ったように叫んでいたそうです。

主人から離れようとせず、何度も名前を呼び続け、連れて行かないで!と叫んでいたそうです。最後は私も娘も親戚から羽交い絞めにされ止められるまでに錯乱していたと聞きました。

結局娘は火葬場には行かず、親戚に肩を抱かれながらずっと泣いていました。10歳の子供が父親の死を実感して耐えられるはずがありません。この子を支えられるのは母親の私だけなのだと、気を引き締めて私は火葬場へ向かいました。

 

お通夜にも告別式にも多くの方に参列していただけました。

主人の会社の方々、娘の学校関係者の方々、友人の方々、親戚の方々、本当に感謝しています。ただ声を掛けられても、まともに返事することができず後悔しております。

 

初七日が終わり、親族で食事をしている時、主人のご両親から思いもよらない一言を言われました。

 

「琴美ちゃん、すまん。二人を残して孝博が死んでしまって。」

 

当然ご両親には原因はないのですが、何か心が安らいだ気がしました。

そしてご両親は、

 

「もし孝博の保険金だけでは生活できないのであれば、少しは援助できるからいつでも頼って欲しい。愛ちゃんにも寂しい思いはさせたくないし」

 

と本当に温かい言葉をいただき、また泣いてしまいました。

 

保険金・・・・・

 

保険金の事は葬儀屋の方からも確認するように言われてはいましたが、余裕がなく確認ができていない状況でした。忙しさだけが理由ではありません。常に親戚が近くにおり、保険証券を見る機会がなかったのも原因です。

 

“夫が死んですぐ保険を確認するなんてイヤシイ奴だ!“

 

と思われたくなかったのと、葬儀屋の方から

「保険金額は他の人には教えないように注意をしてください。田崎さんのご親戚にはいないと思いますが、金額が大きければ親戚が急に増えたりしますので」

その助言を守り、ゆっくり一人になった時に確認しようと考えていました。

 

初七日の夜、寝室にしまってある保険証券が入ったファイルを取り出しました。

加入したとき主人と一緒に説明を受けたのですが、何年も前なので、保険金額など細かい事は一切覚えていませんでした。毎月4万円強が銀行口座から引き落とされており、加入している事だけは確実でした。

 

ファイルの中には保険証券やパンフレット、保険金請求の説明書等が入っており、加入の当時から一切変わらず整理されている状況でした。

 

私と娘の人生を決めると言っても過言ではない保険の証券を取り出し内容を確認しました。

 

・・・・・・ ? ・・・・・・ 何がなんだか解りません。

保険証券は何枚も入っており、金額も沢山書かれています。

1,500万円? 1,000万円? 20万円? 1万円?

よくわからない字が並んでおり、素人の私には何が何だか。

どれだけ見てもまったく理解できず、“これだから保険は・・・” と少しイライラしながら保険証券を元の通りに片づけました。

 

ファイルの1ページ目には私たちの保険担当者である谷本さんの名刺が一枚入っており、年賀状は今でもやり取りしていますし、主人には時々電話もくれているような話は聞いていました。

 

次の日早速電話をし、主人が亡くなった事を告げました。

 

急いでいるわけではないので、空いている時間に来て頂ければ大丈夫です、とお伝えしたのですが、その日の予定を全てキャンセルしてまで、すぐに駆けつけて頂きました。

申し訳ない気持ちにはなりましたが、将来の不安を抱えて電話していたので、

「今すぐお伺いしてもよろしいでしょうか?」

の一言がとても心強く、とてもうれしく感じました。

 

家に到着され、お焼香を済まされた後、早速保険の内容を説明していただきました。

 

金額は・・・・

一時金で1,500万円

私が63歳まで毎月20万円 が順調に行けば支払われるとの事でした。

さらに国から約8年間は15万円程、その後も8万円程が遺族年金として支払われるとの説明を受けました。

 

私はこれから必死で働きながら女手一つで娘を育てていかなければならないと思っていました。ストレスを抱え、娘にも接する時間が少なくなる事を想像しただけに、私は安堵の気持ちから、涙が止まりませんでした。

何度も何度も谷本さんに感謝の気持ちをお伝えしました。どれだけ伝えても足りない気がして、何度も何度も “ありがとうございます” を連呼してしまいました。

 

「私は保険の大切さを孝博さんに伝えただけです。感謝の言葉は孝博さんにだけ伝えてください。きっと天国で安心されていると思いますよ。」

 

谷本さんの前でどれぐらい泣いていたかハッキリ覚えていません。

かなりの時間泣き続けたと思います。

 

谷本さんは私が落ち着くまで、じっと黙っていてくれました。

この時私は、パートナーを失った不幸よりも、主人に強く愛されていた幸せ、素晴らしい保険担当者に付いていただいた幸せを感じていたのだと思います。

 

もしこの保険がなければ、私と娘の人生はどうなっていたのでしょうか?

娘にまっすぐ愛情を注げたのでしょうか?先だった主人に一生涯感謝できたでしょうか?

 

生活だけではありません、心が豊かに生活するために必要なお金なのだと強く感じました。

 

『お父さん、本当にありがとう。これからも私たちを見守っていてください』

そう心で伝えました。

 

保険金請求書類の記入と説明を受けた後、谷本さんから思いもよらない物を渡されました。

 

「田崎さん、以上で保険金請求の手続きに関しては終わりです。何か不明な点はありますか?」

「いいえ、大丈夫です。またわからない事があれば電話しても構いませんか?」

「当然いつでも電話してください。田崎さんと愛ちゃんを今後もしっかりサポートしていきますので、安心をしておいてください。」

「ありがとうございます。」

 

「田崎さん、最後にお渡ししたい物があります。保険証券が入っていたファイルにこのような手紙が入っていました。」

 

琴美へ  俺にもし万一があったらこの手紙を開けてくれ。

 

と書かれてある封筒でした。

 

「旦那様からお二人に対する手紙だと思います。当然私も中身はわかりません。今日はこれで失礼しますので、落ち着いてゆっくり読んであげてください。」

 

谷本さんは必要書類をまとめ、明後日また来て頂く約束をし、帰られました。

 

そして娘が寝た後、一人寝室で主人からの手紙に目を落とし、緊張しながら封を切り、主人のあまりきれいではない字で書かれた3枚の手紙を読みました。

 

琴美、愛へ

 

この手紙を読んでいると言うことは・・・

もしかして掃除している時に見つけた?それとも保険解約した?

それとも・・・俺は死んだのかな?

まあそんな簡単には死なないから、老後迎えて笑いながら

俺と琴美で読んでいるんだろうな。

 

ただもし万一俺が死んでいて、この手紙を読んでいるのなら、

本当にゴメン。「俺は絶対琴美より先に死ぬ!」なんて冗談で言ってたのが、

すごく早く来てしまったんだね。二人を残してしまってゴメン。

愛はまだ5歳だけど、今は何歳なのかな?

お父さんが死んだ事をしっかり受け止められる年齢になっているのかな?

お母さんを手伝っている素直な子に育っているのかな?

これからもずっと愛を支えてあげたかったけどゴメン。

お父さんは先に天国に行ってくるね。

 

琴美へ

 

もし俺に万が一があった時のために、二人の生活を真剣に考えて保険に入っています。二人の生活費、愛の学費、葬式費、二人が楽しめる交遊費、愛の結婚援助資金、引っ越しが必要だと思ったから予備資金も考えて保険に入った。

お願いが2つあります。1つ目は、働かずに愛にたっぷり愛情を注いであげてほしい。毎朝起こしてあげて、笑顔いっぱいに「いってらっしゃい!」と見送ってあげてほしい。帰ってきたら「お帰り!」と毎日元気に声をかけて、一日あった事を聞いてやってほしい。俺の分まで愛にたっぷり愛情を注いであげてほしい。だからできるなら働かず、愛のために労力と時間を使ってください。

2つ目は、幸せになってほしい。悲しい顔をせず、いっぱい笑って毎日過ごしてほしい。おしゃれをして、友達と遊びにいって、趣味を楽しんで・・・

巨額とは言えないかもしれないけど、働かなくても少しは余裕のあるお金を残せているんじゃないかな?とりあえず毎月天国から20万円は送金するから(笑)

琴美の幸せそうな顔を天国から見るのを楽しみにしています。

 

 

愛へ

 

お父さんから2つお願いがあります。1つ目は、お母さんを助けてあげてほしい。たぶんお父さんが死んで悲しんでいると思うから、いっぱい話しかけて元気づけてあげてね。洗濯、掃除、料理、なんでも助けてあげてね。笑顔になれない時もあると思うから、愛の笑顔でお母さんを助けてあげてね。二人の笑顔がないとお父さんが笑顔になれないから。

2つ目のお願いは、もし新しいお父さんがきたら 「お父さん」 って呼んであげてほしい。天国にいるお父さんは忘れていいから。お母さんを笑顔にしてくれる「お父さん」を頼って楽しく過ごしてほしい。

 

 

二人はこれからも楽しく笑顔で過ごせるよ!絶対!

だってお父さんが天国から見守っていてあげるから。悪い奴が近づいてきたら追い払ってあげるから、どうか安心して笑顔で過ごしてください。

二人の幸せがお父さんの一番の幸せです。心から愛しています。

          

孝博

 

夫は何を思ってこの手紙を書いたのでしょうか?

ただの気まぐれ、それとも谷本さんに勧められて書いたのかはもうわかりません。

ただ私たちは、今までもこれからも夫に支えられて生きていけるのです。

 

孝博、あなたが残してくれたこの愛情をずっと忘れません。

言われた通りあなたの娘にたっぷり愛情を注ぎます。

愛がいつも笑っていられるように、私も笑顔でいます。

だから私から1つお願いがあります。

天国から私たちの笑顔を見ていてください。もしも私たちが笑顔を忘れていたなら、夢で逢いに来てほしい。そしてあなたの笑顔をまた見せて励ましてくださいね。


 

泣ける・・・自分で書いておきながらポロポロ泣いてしまいます。

 

実際は3話書いていますので、また機会あったら載せたいと思います。

 

第2話:最後の親孝行

第3話:家族の時間

 

興味持った方は購入いただける嬉しいです(^^v

ただの趣味で出版した物なので、99円と激安です。

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